銀行のカードローンの金利が低い理由

銀行のカードローンの金利は消費者金融と比べて低いことが多いですが、これにきちんとした理由があります。それは、銀行はカードローンのような貸金業務の他に、預金業務も行っているからです。

消費者金融がカードローンで貸し出すお金は、実は銀行などから借り入れていることがほとんどです。自己資金であっても、預金業務を行っていない消費者金融がそれを簡単に増やすことはできないので、要は借りたお金をまた貸ししていることが多いのです。よって、支払う利息以上の金利設定にしないと利益が出ません。

ですが、銀行では預金業務の利用者から預金されたお金をそのまま貸し出しに利用できます。もちろん利用者に対して利息を支払っていますが、他所から借り入れを行う場合に比べるとほんの微々たるものなので、低い金利を実現できているのです。

銀行などからお金を借りて、それを更に貸している消費者金融が銀行より低い金利にできる訳はありません。このような理由から、消費者金融はどうしても銀行より金利が高くなってしまうのです。

しかし、銀行によっては消費者金融並の金利設定のカードローンもあります。これは、預金業務がそれほど盛んではない銀行に多く見られ、例えばオリックス銀行のカードローンは消費者金融とほとんど変わらない金利設定ですが、この銀行の預金は特殊な形式を採用しており、通常の普通預金は扱っていない為だと考えられます。

つまり、預金業務の利用者が多い銀行ほどカードローンの金利を下げることができるという訳ですが、消費者金融の金利がどこを利用してもほとんど変わらないのと同様に、銀行のカードローンの金利も年利14~15%が最高金利ということが多くなっています。これくらい範囲であれば、カードローンとしては金利が低いと考えていいでしょう。